windows10が快適に動作していて、操作系も徐々に慣れて来たのですが、
一つ変な仕様があって、困っておりました。

それは画像の回転。

画像データは基本的に横長です。
カメラを縦位置にして(例えば左方向に90度回転させて)撮影すると、
『縦位置で撮った』という情報が記録されます。

で、Windows7ではその情報があっても、エクスプローラ上では横長で
サムネイルを表示していました。
そのままブログにアップした場合、『縦位置で撮った』という情報が反映されず、
横長で90度回転したままの画像になっちゃうので、
エクスプローラ上で画像の回転を行って、縦位置の表示を反映してから
ブログにアップしていたんです。

そして、Windows10からはExifの情報を基に、
エクスプローラ上で自動で画像を回転させて表示を行うようになりました。
(僕は使っていなかったけど、Win8もそうなのかも。)
ところがそれはエクスプローラ上の表示を回転させてるだけなので、
画像自体は回転してないんです。
なので、表示は回転しているのに、ブログにアップすると回転していないという
不便な状態になってしまうのです。

2M080004_rfc

色々調べてみると、右クリックメニューでの回転も、
エクスプローラ上だけにしか反映しない仕様らしく、
回転させた状態をブログに上げたい場合は、
一度、画像編集ソフトで開いて、保存しなおす必要があると。。。

不便すぎる。

しかし、Windows10のエクスプローラに自動回転表示機能をキャンセルする設定は無く、
回転情報が邪魔だからと言って、Exifを消してしまうのは主義に反する。
まぁ、RAW現像して上げることの多い僕なので、全部が全部ではないけど、
時には撮って出しを上げたいと思ったときに困るのです。
(特にOLYMPUS AIRのアプリOA.Geiusで撮影した場合、RAWは記録されないので。)

ってことで色々悩んだ結果、JPEGファイル回転自動処理版 azure automaticという
アプリケーションを使うことにしました。
このアプリは起動した後、ウインドウに画像をドラッグアンドドロップするだけで、
自動的に劣化無く、画像自体を回転処理してくれる便利なアプリです。

キチンとExifを判定して回転処理を行うので、横位置で撮影された画像を
回転したりはしませんし、右クリックメニューの「送る」にこのアプリを仕込めば、
特定の画像を回転するのも簡単。

Windows10で、思わぬ不便さにびっくりでしたが、
とりあえず無事に解決策が見つかって良かったです。。。