SIGMA Contemporary 30mm F1.4 DC DNで発売直後に判明した
『JPEGファイルにデジタル補正が適用されない』不具合。
今日、その修正ファームウェアが公開されました。
早速適用してみたのですが、まぁ時々出る不具合で、
基本的にRAW現像派な僕には、あまり影響ないかな・・・と。

それでも、書かれていない微修正とかがあるかも?と、
常に最新ファームにしておくことは、気持ちの良いものです。

んで、先日の記事でも書いたパープルフリンジですが、
やっぱりポートレートとかでも、気になりますな。

先日、お友達とお散歩カメラした時に、ちょっとモデルになって頂いて、
試写してみました。

2M030123_rc_R
これは補正済みなのですが、補正前後をPhotoshopの画像で比較すると・・・。

RAW現像時の拡大画像ですが、手の甲辺りに盛大に出てました。
良い感じに撮れても、これはイケナイ。。。
パープルフリンジ

RAW現像ウインドウの、[レンズ補正]タブ-「カラー」タブにある
「フリンジ軽減」スライダーを右側にずらしていくと、
徐々にパープルフリンジが無くなっていきます。
画像を見ながら消えるトコまでちょいちょいと進めてみます。

パープルフリンジ軽減

はい、消えた。

厳密に言えばこういう補正も、画質の劣化に繋がっているのかも知れないけど、
僕の印象ではフリンジ以外の場所への影響は無いように思います。
簡単に消せちゃうので、そんなにパープルフリンジを恐れることは無いかなーと。

ただ、SIGMA C30mm DC DNは、パープルフリンジが結構盛大にでちゃうので、
JPEG一発撮りだと、多少危険を伴うかもしれないですね。
とは言え、このF1.4の明るさと軽量さは、マイクロ4/3で随一。

ちょっとだけ絞ってF1.8くらいでも、パープルフリンジは出なくなる印象なので、
条件に合わせて、調整してみましょ。