OLYMPUS E-SYSTEM LENS BOOK。

僕が、この冊子を手にしたとき、
そこからレンズへの強い興味、強い欲求が始まった気がする。
俗に言う「レンズ沼」だ。

今となっては、どこで配布されていた物なのかは定かではないが、
ZUIKO DIGITALの全てのレンズ毎に、見開きの2ページを使って、
著名な写真家が撮った、そのレンズを活かした作例が1ページ、
そのレンズの解説が1ページという作り。
紙質も良く、装丁も丁寧な感じで上質感があるから、
多分、バンバン配布する系のカタログでは無かったのだろう。

ME090027

何と言うか、すごく引き込まれたんですよね。
自分がそのレンズを使ったら、どんな写真が撮れるのか、
ページを開くごとに、イマジネーションをかきたてるのです。
それは、マイクロフォーサーズ/フォーサーズレンズカタログとは一線を画す物。
他のレンズの作例などの余計な情報無しで、一枚の作品をじっくり観ることができる、
そういうカタログだからこその訴求力があると思うのです。

だから、マイクロフォーサーズのレンズが充実し、
PROレンズが現在予定されている5本が揃ったタイミングでも良いので、
ぜひ、オリンパスには作っていただきたいスタイルのカタログなのです。