TSUTAYA図書館、生徒の利用制限 中学校VS市長

EM077249

ずーっと前から気にしている「佐賀県武雄市図書館」。
通称(蔑称?)ツタバ図書館。

自分の意見を強引にでも通し、反対意見には耳を貸さないどころか、
反対意見の発言者を侮辱するような言い方をしたりする武雄市長。
その市長が、TSUTAYA、Tポイントカードで有名な
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と組んで作った図書館です。
市立図書館でありながら、スターバックスとTSUTAYAが併設され、
コーヒーを飲みながら読書が出来る洒落た図書館・・・って見た目。

しかし、公立図書館としての利用のしやすさ、安全性などを無視した設計や、
個人情報を収集して販売するための餌、悪名高き『Tポイントカード』を
図書館利用カードとして採用する運用(従来の貸出カードも使えなくは無いが。)など、
とにかく、調べれば調べるほど、胡散くさいのです。
本当に図書館が必要な人にとって、利用しづらくなった欠陥図書館だと思います。

でも、商業施設・注目度UPとしては成功している武雄市図書館。
そのプロジェクトを進めた市長は各方面で評価されているようで、
全国にも、こういう欠陥図書館が広がりつつあるようです。

今回、そういう商業色が強い図書館への寄り道を、
ある学校が制限する指導をしたとのことで、話題になっています。
これをきっかけに、色んな人がこの図書館の、武雄市長の、CCCの問題に気付き、
変な流れを止められないかなぁと思っています。