オリンパス外国人社長語る解任理由 「疑惑の買収」を詮索したから?

今年の4月、代表取締役に外国人を採用して話題になったオリンパス。
その後、そのマイケル・シー・ウッドフォード氏がグループ全体の立て直しを図るべく指揮を執り、
旧体制とは違った、希望ある未来を感じさせてくれました。
旧体制に囚われない改革で、オリンパスを活気づかせてくれるんだと思っていました。

しかし、14日。
それは突然発表された。
臨時取締役会でウッドフォード氏解任・・・!
後任は前代表・現会長の菊川氏が兼任だそうで、まんま旧体制になった。
希望は失われた。
失われたと思うのには、理由がある。
旧体制では改革が出来ないから、過去に囚われない新体制にしたのに、
旧体制の中心実物たる菊川氏が再度取締役に戻ってきたから。
まぁ、ウッドフォード体制でも、CEOは菊川氏でしたから、
完全な新体制ではなかったものの、大きな変化をもたらすような、
大胆な改革が期待できる大抜擢だった・・・はずだった。

しかし、その大胆な判断と手法は、旧体制から抜けられない人達にとって、
大変危険だったようです。
ウッドフォード氏は、パンドラの箱を開けようとしたようです。
過去の負の遺産に気付いちゃったみたいです。

オリンパス。
作るカメラは大好きですが、コンプライアンス窓口の件とか、今回の件とか、
ちょっと黒い部分がありそうですね。。。