おもちゃ誤飲 業界安全基準は不十分 鹿児島地裁判決 製造元に賠償命令

この判決、信じられません。

事件の概要・・・。
家に転がっていたガチャポンのカプセル(直径4センチ)を、
2歳の子供が誤って飲み込み、喉に詰まらせて呼吸不能。
暫くして親が気付いて病院に運ぶも、
長時間、脳に酸素が行かなかったせいで、
自分で身体が動かせない重度の障害が。
そこで、両親が「ガチャポンのカプセルの安全性に問題があったのが原因」と、
訴訟を起こしたそうな。

なんでも口に入れちゃうでしょ、2歳児。
まだ子供が居ない僕だって知ってる。
親は、子供が口に入れたら危ないものを排除する責任があるでしょ。
親が注意して子供を守らなきゃ、誰も守ってくれないでしょ。
なのに、この事件の親は、ガチャポンメーカーを訴えた。
そして、裁判所が「メーカーにも3割責任あり。」との判決。

メーカーは、業界の安全基準を3割上回る直径でカプセルを作り、
誤飲の事故は1400万個の出荷のうち、たった1個。
十分安全だと思うんですけどね。
そもそも論として、口に入れるものではないし、
口に入れないように、常に親が注意すべきって話。
4センチで危険だって言われても、それより小さいものは沢山ある。
メーカーは何の責任もないでしょう。
困難で責任問われていたら、何作っても「危険だ!」って言われちゃうよ。

多分、カプセルの類は口に入れたら危ないとか、
ガチャポンの機械とかにも書いてあると思う。
もし、書いていなかったとしたって、親が気をつける責任が100%だろう。

子供がこんなことになり、両親は辛いだろうと思います。
でも、その気持ちのやり場を、他人に向けちゃイカンだろう。
自分の不注意が原因なのだから。両親もそれに気付いているはず。
なのに、曲がった論理で訴訟を起こし、
何でか知らんが裁判所は、非常識な判決を下す。
両親は可哀想だとは思うが、だからといって「両親が注意しなかったから
こうなった」という現実を、歪めるような判決を出してはいけないと思います。

僕は、この判決が「当事者ではない誰もが、常識的ではないと感じる」判決だと
思っていますが、皆さんはどう感じますか?