先日、オークションでデジ一眼のレンズをゲットしました。

僕の使っているオリンパスのだ字たる一眼用のレンズには、
普及クラスの「スタンダード」、上級クラスの「ハイグレード」、
プロ仕様の「スーパーハイグレード」の3種類がある。
オリンパスユーザは、その3クラスのレンズをそれぞれ「梅」レンズ、
「竹」レンズ「松」レンズと呼んでいる。

そして、今回ゲットしたのが「竹」レンズに当たる
「ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5」です。
28mmから108mmの画角をカバーできる標準ズームレンズで、
画角は、今まで持っていたレンズとカブるのだが、
大きく違うのがその性能。

今までのレンズでは、一番明るい領域でF3.5の明るさ、
ズーム最大の状態ではF5.6という性能だった。
晴れた屋外では、強烈な不満は無いものの、
室内での撮影も多い僕は、なんとかしたい所だった。
手ブレ補正のないカメラなので、速いシャッターを切るには、
少しでも明るいレンズが必要なのだ。
また、オリンパスの採用するフォーサーズ規格は、
映像素子(CCD)の大きさがキヤノンやニコンのデジ一眼よりも小さく、
そのため、背景のボケが弱い。
明るいレンズは、その点をカバーすることができる。

近接撮影性能も、このレンズが欲しかった理由の一つ。
ズーム全域で被写体に22cmまで寄れる。
専用のマクロレンズ並み、とまでは行かないまでも、
被写体をかなりクローズアップすることが出来る。
クローズアップフィルタを使った擬似マクロレンズよりも使いやすい。
フィルタを付けたり外したりはしなくて良いからね。

そして、さっそく使ってみると、ピントの合わせやすさが衝撃的だった!
ファインダーが明るく見やすいのと、ピント合わせのリングの動きが
ピントの動きと違和感無いことで、今までよりも格段にピントが合わせやすい。
オートフォーカスでも、速くピントが合うようです。

まだ、家の中でしか使う機会が無いのだが、
これをお外に持って行って使う機会が、今から楽しみです。
このレンズの性能を、殺すことのないように腕を磨かなきゃ。