最近、私生活にネタがないので、ニュースネタが多いね。
そんなんで良いのか?と思っているのだが、
日々、色々考えてることを書いてるんだから、
日記ってコトでいいか。

で、前から思ってたんだが、世の中には良い人も悪い人も居て、
正義であって欲しい職業に、悪い人が居たりもするな。
警察官だったり、自衛官だったり、お医者さんだったり。
で、その中で一番深刻だと思うのがお医者さん。
一部の悪い人のせいで、医者への不信感があることもあり、
医者が命を救えなかったりすると、すぐ訴訟になったりする。
これは、もちろん、消費者(?)の質が下がってきたのも要因なんだが、
「どこかに落ち度があるのでは?最近、そんな事件も多いし。」
なんて事件も多いからだと思うんだな。

でも、一生懸命に職務に取り組んでいるお医者さんは、
大部分だと思うですよ。
なのに、ちょっとのミスや患者を救えなかった時には、
なんでもかんでも訴訟にされちゃう風潮が広がってしまい、
今の世の中、訴訟リスクの大きい科の医者が減るのは必然なんだよね。
それが、産科や小児科とかなんだよね。
元々、出産は命懸けの事だし、実際に出産した方はそう言うだろう。
なのに、技術が向上した医学で、出産時のリスクが減ると、
「元気に生まれて当たり前。」「赤ちゃんが死んだら医療ミス」って、
そう思っている人が多い。「出産は命懸け」と思っている人でさえも。
「命懸け」は、比喩じゃなくて、ホントに「命懸け」なんだけどね。

そうして、手を尽くしても赤ちゃんが死ぬと訴訟。
そんなんじゃ、リスクが高くて産科の医者なんてやってられなくなるでしょ。
そして、産科医が減ると、病院から産科が無くなり、出産が出来る病院が減る。
そうすると、緊急の出産に対応できる病院が無いので、
救急車はたらい回し。病院に到着しても手遅れ。
最悪は救急車の中で赤ちゃんが死んじゃう、なんてことになる。

こういう訴訟リスクを学生が避けるのは当然。
学生が減れば、医者は減る。医者が居なけりゃ「科」も無くなる。
なので、ココをどうにかしないといけないですよね。

だから、正当な医療行為の中での事故は、全て免責ってのは駄目か?
もちろん、正当な医療行為だったのかを裁判で争うんじゃ、
今と何も変わらないので、なにか第三者的に監査が出来る仕組みは必要だ。
手術の音声、動画の保存の義務化をして、
それを専門の第三者機関とかで、無作為に検証を行う、とかそんな感じかなぁ?

とにかく、何でもかんでも訴訟になるってリスクから、
お医者さん、特に産科医、小児科医を早急に保護する体制を!
なんてコトを、この手のニュースを聞くたびに思うんだよねー。
また、医者の少ない診療科を設置する病院や、担当する医者に、
多少、国からの補助金が上乗せされたりしても良いよね。
需要と供給のバランスが適正になるまでの時限対応で良いんだ。

こんな案じゃ、全然ウマくいかないんだろうか?