今日は、池田聡さんが出演される舞台、
『ジャックブレルは、今日もパリに生きて歌っている』を
観に行きました。

この演目は、以前も観た事があるんですが、
今回はキャストが異なり、元宝塚月組男役トップの紫吹淳さん、
レ・ミゼのコゼット役でおなじみの釼持たまきさん、
同じくレ・ミゼのアンジョルラス役の吉野圭吾さん、
そして我等が池田聡さんという、デラックスな組み合わせ。

そりゃー、期待しますですよ。ワクワクですよ。
以前の観覧で、池田聡さんの歌に、とても感動した記憶もあって、
それもすごく楽しみで・・・。

そして、行ってきました、ル テアトル銀座。

えーっと、感想は・・・。

まず、紫吹淳さん。
宝塚時代、結構好きで、紫吹さんの舞台を観ましたが、
基本的な歌い方は、宝塚時代と変わらない感じ。
でも、ところどころ女性らしい声で歌っていたりして、
それはすごく新鮮でしたよー。
あと、気になった点としては、声の出し方の問題か、
紫吹さんは早口で音が低めの歌だと、ちと聞き取りづらかったかな。
あ、女性らしいといえば、二幕後半に着ていたドレスは可愛かったぁ。
宝塚時代には見れなかったドレス姿。
ショートヘアも、とってもお似合いでした。
こっち路線で行っても良いのに、とか思っちゃいました。

そして、釼持たまきさん。
お顔をハッキリ見たのは、レ・ミゼのパンフくらいでしたが、
今日、ハッキリお顔を見てビックリしましたよ。
可愛い系の人かと思ってたら、キレイ系の人じゃないですか!
レ・ミゼのパンフは、いつの写真だ?って感じですよ。
歌はミュージカルで活躍してるだけあって、
高音も安定して出てましたよ。

で、吉野圭吾さん。
一言だけ。
『締まった、カッコいい腹筋とおヘソでした。』

最後は、池田聡さん。
やっぱり、歌のテクニックは、今日のメンバーの中でも一番かも。
きっと、ミュージカルと声の出し方とか、微妙に違うだろうから、
単純に比べられないとは思うんだけど、
微妙な音の揺れとかを効果的に使った歌は、さすが歌手!って感動しました。
また、抑揚をつけて歌っても、弱く歌ってもキチンと通る声、
そういうトコも上手さを感じましたねー。巧みです。
しかし、年齢と今までの経験が出ちゃうのか、
ちょっとしたステップでも、おじちゃんな感じ。(笑)
優しい顔と併せて、ビジュアルは微笑ましいですね。

そう!そうそう!
今回の一番の感想!
今回、チケットを買おうと思ったキッカケでもある、
前回の「ジャックブレル〜」で聞いた池田聡さんによる
「アムステルダム」という歌。
前回、感動のあまり、すごく鳥肌が立って、
池田聡さんの実力を思い知らされた歌なんです。
今回も、聴かせてくれるものと、期待していたのですが、
なんと、その曲は歌ったものの、歌い手さんが池田さんじゃありませんでした。
ホントビックリ。そしてガックリ・・・。
今日の目的の約半分は、この曲だったのに・・・。
今日歌った紫吹さんが悪いってんじゃなく、
池田さんの「アムステルダム」は、なんというか特別なんです。
本当に感動するですよ。
だから、その期待が外れた時、なんともいえない脱力感。
はぁ・・・。

今後も、池田さん参加の「ジャックブレル〜」はあるだろか?
池田さんの「アムステルダム」が聴きたい。。。