RX100を導入してから、そんなに使っていないのだけど、
中古だからって事もあってか、センサーダストが出てきちゃいました。
修理に出そうかとも思いましたが、分解清掃は購入金額にせまる価格になりそうなので、
自分でやってみることにしました。

ってことで、これがセンサーダスト。

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カメラをトントンしたりグルグル回したりしましたが、
やはり全然取れませんでした。分解するしかありません。

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さぁ、開けてみましょう。
隠しネジ的なものは無いので、外から見えるネジを全部外します。
そして、下蓋を最初に外します。

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そして、本体を分割する際には、マイクのケーブルに注意。
マイクをそっと引き抜いてから、本体を分割します。
分割の時は、本体の左手側にフレキケーブルがあるので、右手側から開ける感じです。

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フレキケーブルは2本あるのですが、上側の1本をそっと引き抜いてください。
そうしないと、完全に開くことができません。
また、無理に開いても自然に引っこ抜けそうですが、あまりケーブルによくなさそうです。

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完全に本体を開けたら、平たい場所に置きましょう。
そして、中央部分を覆っている黒いカバーを剥がします。
この下にレンズとセンサーが眠っています。
ちょっとしっかり貼ってあるので、力が要りますが、慎重に剥がしていきましょう

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最後の最後まで剥がすと、後で面倒そうなので、
センサーが外せる位置までで止めておきました。
センサー部分は、3本のネジで止まっているだけなので、
ササっと緩めて開きましょう。もうセンサーが出てきます。
ブロワーの準備はイイですか?

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はい、現れました。レンズとセンサーです。
写真では、良く見えるようにカメラの上下を逆さにして撮影しています。
正直、「センサーダスト」と言ってきたものの、レンズ側のダストかも知れないので、
両方ともブロワーでそっと吹いてあげます。
強く吹くと、レンズの左右と上にある金具が飛んでっちゃうので注意!
レンズの後玉に傷が付いたら大変です。
そっと吹くか、金具をピンセットとかで外してから吹いてもいいかもです。

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ブロワーで掃除が終わったら、逆の順番に組み立てていきます。
一番注意しなくてはいけないのは、マイクのケーブルでしょうか。
噛み合わせたときに、きちんと中央のネジの下を通るルートになるように組んでください。
そうしないと、下蓋を止めるネジを締めるとフレームと蓋の間に挟まっちゃいます。

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あと、引っこ抜いた上側のフレキケーブルは、ピンセットなどを使って、
慎重にコネクタに差し込んでください。

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完成!
各部のボタンなどがきちんと動作するかを確認し、
画像でダストが写っていないことを確認して終了です。
もし、ダストが除去できなかった時のことを考えると、
本体を組んで、ネジを締める前に動作確認しても良いかもですね。

慎重にやらないと、というのはありましたが、
案外、簡単に修理が出来て良かったです。