今回の花火撮影で、再確認したこと。

それがタイトル。

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花火を撮影するようになって覚えたこと。(実際の撮影で思い出せない事もある)
・花火は基本的にMFで無限遠固定で撮影。
 ズームリングの操作時にうっかりピントリングに触ってピントをズラさないように、
 出来ればピントリングをマステで固定すると良い。
 花火撮影が始まると暗いので、再度ピントを合わせ直すことになると慌てる。

・ISOは低め(100〜200)を基本に。
 花火は思った以上に明るい。スローシャッターで撮影したいが、
 単純にシャッターを開けると露出オーバーして花火の色が飛んじゃうので、
 ISOは低めに。場合によってはND8を利用。 

・花火の種類によって、明るさや展張速度が異なるので、バルブ撮影で対応。
 連続で上がるスターマイン系は、思いっきり明るく、重なって上がることも多いので、
 スグに露出オーバーになっちゃうから、花火を見て短時間でシャッターを閉じたり、
 長時間露光したり出来るように、バルブ撮影が望ましい。
 OM-Dにはライブコンポジットがあるが、露光時間は事前設定なので、
 事前にどんな風に花火が上がるか分かっていないと、使いづらい。

・プログラムの把握は重要。
 花火の種類やタイミングが把握できると、ライブコンポジットを設定したり、
 バルブにしてND8をかませたりといった準備が出来るので、あると凄く便利かも。

・場所取りは、かなり重要。
 花火だけを撮りたいか、周りの建造物などを入れたいか、
 はたまた見物客も入れた構図とするか、表現に適した場所を確保しましょう。
 逆に、撮れた場所に合わせた表現に変えることも考えようってことかしら。
 また、場所と表現に適したレンズチョイスにも繋がりますね。

カメラの設定方法は覚えておくこと。
 現場でメニューを辿って探すのはダメです。
 花火はスピード勝負です。

あとは、三脚をキチンと使うとか、保護フィルタを外すとかかな。

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で。今回思ったのは・・・
・比較明合成をする前提なら、そのベース写真を撮っとけよ。
なのです。
今回、花火を大きく撮る(画面内に大きく入れる)ことを意識し過ぎて、
構図に余裕が無かったんですよね。
比較明合成をしようとしたら、複数の花火を配置するスペースが無いという…。
そして、強引に合成してみると、なんだか美しくない…。

結局、また課題が。。。って話ですよ。