今日は、各社のカメラ雑誌の発売日です。
そんな中、先月のカメラ雑誌を見てみるとE-M1について、
興味深い分析記事が。

ちょっと読んでみたら、1/8000秒の高速シャッターが切れても、
1/2000秒よりも動体静止効果が高い訳じゃないそうな。
1/8000秒のシャッタースピードでも、『1/8000秒の瞬間』を撮影することは出来ないとか。
え?なんでさ?

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ってことで調べてみたのですが、現在のカメラで採用されている
フォーカルプレーンシャッターなる機構と、フォーサーズ規格にその理由が。
細かい理屈は置いときますが、フォーカルプレーンシャッターの原理的な理由で、
撮像素子とシャッターの隙間が大きいと、
動体静止効果が得づらくなるんだそうです。
フォーサーズ規格のカメラは、LiveMOSセンサーの前にゴミ取り装置(SSWF)があり、
そのせいで、隙間が大きいそうです。

なので、1/8000秒のシャッターが切れることの意味は、
1/8000秒の瞬間を切り取れるってことじゃなくて、
露出オーバーにならないように短時間で露光を完了できることのようです。

これは、びっくりですよ。
1/8000秒でシャッター切れるなら、1/8000秒の瞬間が撮れるって思いません???
5年もカメラやってて、知らなかったよ、そんなこと。

※2014/2/21 08:31 タイトルと本文を修正しました。