オリンパス社長が交代、M&Aめぐる報道や株価低迷受け

少し動き出しました。
一連の騒動の責任を感じたとのことで、会長兼代表取締役社長の菊川氏が辞任、
代表権の無い取締役に退いたとのこと。

ここで、普通の感覚を持っている人は「え?取締役で残るの?」と思うだろう。
事態の収束を図るための会長兼代表取締役辞任であれば、
経営の一線から引く以外無いと思うのだが・・・。

そして、前社長(今となっては前々社長か。)のウッドフォード氏が指摘していた
取締役全員の入れ替えは、「我々は必要と考えていない」という新社長コメント。
それを判断するのは、「我々」でしたっけ?

ウッドフォード氏を追い出した側に「理」が無いから市場からNoを突きつけられ、
一週間で株価は半額以下になるなどしたのに、「必要ではない」なのだろうか。
結局、菊川氏の手足となる取締役が揃っている限り、菊川体制は今後も続くようだ。
これだけの大騒動になっても、菊川氏を切れない事情がある人たちで、
取締役が固められているんだと思う。

菊川氏を守ることは、自分を守ること。そういう取締役たちなのだろう。
上場廃止や訴訟問題に発展しないと、世の中の本当の評価が分からないのかなぁ。
愛社精神があるなら、自己保身で会社全体を、全従業員、そしてその家族を
危機に陥れちゃいけないでしょう。
まぁ、この点は僕の想像の部分だから分かりませんが、
今日の対応を見てると、僕と同じ感想を持つ人も少なくないのでは・・・。

ウッドフォード氏が社長の間に、「代表としての責任」を果たすべく、
隠された情報を公開すること、不正を暴くこと、厳正な処分を行うことを
命を賭けてやろうとしていたのに。それこそ愛社精神だと思うんだけどな。

この件は、こんな茶番で収束せず、徹底的に調査・情報公開し、
関係者には社会的制裁も受けてもらい、一日も早く社員が誇れる会社に
なって欲しいと思います。
今は、小手先人事で逃げられるように思っていても、
受注が減るなど、大きな打撃は後からやってきますよ、絶対。
内視鏡の世界シェア70%超なんて、すぐにひっくり返されますよ。
製品が良くても、黒い会社とは取引したくないですもんね、健全な企業は。
「作った会社がブラック?ま、イイか。」と考えられるのは個人レベルだけです。



って、単なるオリンパスのデジカメユーザの一人が語っても、
あまり関係は無いんでしょうけど、「好きなカメラだから使う」だけじゃなく、
「好きなメーカーだから使う」って思わせて欲しいんですよね。