職を失っているが、本気で再就職して立ち上がろうという人がいる。
しかし、職を失う前の低賃金状態で貯蓄が出来ず、当面の生活費すらない。

そんな状態になったら、どうすればいいだろう?

本当は、キチンと事情を聞き、本気の人には行政が保護をして、
再就職や、生活の安定を応援してあげるのが良いと思う。
しかし、今の世の中、そう簡単じゃないみたい。
性善説は通用しない、平気で人を欺く人も多い、そんな世の中だ。
派遣村の問題でも、再就職先をいまだに選り好みしてる人もいるようだし、
行政が年末年始で手厚い保護をしたもんだから、
それに乗っかりすぎた人もいるんだろう。

ただ、誰も彼も駄目って訳ではないとは思う。
やっぱり再就職が難しいのも分からなくもない。
時給は安いが、20名雇えます!という求人に応募が10名にも満たなかったとか。
「とりあえず、時給が安くても働かないと!働きもしないで文句言うな!」
という考えもあるのだが、年齢が高ければ考え方は違うだろう。
少ない時給で、いつまた「もう仕事がないです」と言われそうな仕事に
「早く働かないと!」って飛びついても未来は見えない。
また無職に戻りそうな予感が満載だ。
長期間(出来れば定年まで)働ける職を見つけたいと思うのは当然だ。
そう簡単じゃないのは分かっていると思うが、だからこそ簡単に動けないのだろう。
なんか、本気の度合いが正確に測れる機械って無いんだろうか?
キチンと頑張ってくれる人なら、このご時世でも正社員で欲しいって企業、
あると思うんだよね。
心の底から本気の人を助けてあげられる制度は、必要だと思うんだ。

でも、やる気の無い人への保護は、どんどん打ち切って結構。
『人権』を盾に自分の保護を強要し、自分が頑張らないような輩に、
お金も労力も気持ちも使う必要なし!
こういうことを、行政は言えないんだよね。
マスコミや人権団体に叩かれちゃうから。
でも、当たり前のことだよね。
自分のことくらい、自分でやるのは。

「ちゃんと姿勢を見せなさい!」「甘えは捨てなさい!」
「それが見えない人は、応援・保護しません!」
「保護は税金です!税金は無駄には使えません!」
「働かない人に楽をさせるために使うお金は無駄なお金です!」って言うこと、
悪いことじゃないはずなんだけどなぁ。

例え、それでテキトーに死を選ぶ人が居たとしても・・・。
今のような中途半端に支援があるぬるま湯状態が、
彼らにとって『毒』だとも思う。