繋がりましたよ、PLC。新技術に乾杯っ!

2階のPCの無線LAN環境が良くないお友達の家で、
工事を伴わないLAN構築の最終手段として考えていたので、一安心です。

昨日の日記でも書きましたが、PLCは少々クセのある技術で、
電気配線によっては、接続が出来なかったりするのです。
実際に、お友達の家では希望のコンセントからの配線では接続が出来ず、
少し離れた場所からの接続となりました。
とりあえず、接続が出来るようになって、本当に良かったです。
お友達にも何度も時間をもらっちゃって恐縮でしたよ。。。
これで安心して年越しできます。
親切心の押し付けみたいにしちゃってゴメンね。>Tさん

読んでもツマラナイ顛末は以下のとおり。。。

昨日のうちに、お友達の家の環境に合うようにPLC機器のIPアドレスを設定、
PLC機器の最新ファームウェアを適用。

そして今日、お友達の家を訪問。ADSLモデム傍のコンセントにPLC親機を接続し、
2階のPCの傍のコンセントにPLC子機を接続。
ここでPLCの接続をチェック。PLC接続が確立できず・・・。
電気配線を確認するため、分電盤をチェック。

電柱から来ている電線は、中に3本の線があって簡単に言うと+が2本と−が1本。
普通の分電盤は部屋ごとのブレーカーが上下2列になっていると思いますが、
2本の+の線を上と下に分けて、中央に−を通し、上下の+を中央の−に返す感じになっています。
そして、PLCでは通信をするのに同じ+の線を使っている必要があります。
つまり、分電盤の同じ列の部屋でないと厳しい(無理?)ってことですね。
そして、ADSLモデムがある部屋と2階のPCがある部屋は、別の+線を使っていることが判明。
改めて分電盤をチェック。2階の部屋と同じ+線を使っていてADSLモデムに近い場所を探す・・・。

配線的に障害が少ない場所として隣の居間を選択。コンセントも邪魔にならなさそう。
隣の居間までは、同じ階なら利用できたので2階のPCに使っていた無線LAN子機を使用。
居間に無線LAN子機とPLC親機を接続。PLC通信確立を確認。2階のPCでDHCPでIPアドレスが取得出来ることを確認。
InternetExplorerにてWebページ閲覧を確認。滞っていたWindowsUpdateの実行を始める。
しかし、再起動後接続が切れる・・・。

なぜ・・・。

機器を一通りチェックしてみると、無線LAN子機が接続出来ていない。
ということで、再度PLCを接続する場所を考えることに。

もう一回、分電盤を確認すると、壁を挟むがADSLモデムの近くに来ているコンセントが同じ線と判明。
水周りに近く、少々余計な場所に配線が通るので、お友達に相談して了承をもらう。
PLC親機を移設し、子機とのPLC通信確立を確認。2階のPCでDHCPでIPアドレスが取得出来ることを確認。
InternetExplorerにてWebページ閲覧を確認。
その後もPLCの電源入れ直しや、PCの再起動を繰り返すが、通信は安定。
2階のPCがある部屋で、エアコンを入れたりして通信速度を測定してみるが、
エアコンOFFで5.8M、エアコンONで4.2Mと、そこそこの速度が出ることを確認。
これで一応の解決をみました。