<松戸・強殺事件>骨髄移植ドナーの兄犠牲で闘病の妹死亡

昨年、白血病の妹のために、骨髄移植のドナーになる決意をした兄が、
強盗殺人事件の犠牲になってしまうという事件があった。
そして、その事件での犠牲者は、その兄だけではなかった。

骨髄移植を受けるレシピエントは、
移植される骨髄に拒否反応が出ないように、
移植前に無菌室に入り、抗がん剤を使って免疫を減らす。
「世界の中心で、愛をさけぶ」でもあったアレです。

免疫を限界まで減らすので、この時点で骨髄移植を中断する事は、
死を意味する場合が多い。
だから、骨髄バンクで移植をするときにも、
開始前の確認は、HLAの相性だけじゃなく、
ドナーの意思の確認にも、重きが置かれる。

そんな骨髄移植に臨もうとしていた兄の命を奪った犯人は、
そのレシピエントたる妹までも、死に追いやってしまった。
きっと、現行の法律では、「兄妹2名」の殺人としては
罪を問えないのかもしれない。
でも、2人を死に追いやったのは、確実にヤツだ。
どうして、こんな偶然が起きてしまったのだろうか。

なんとも切ない気持ちだ。