Winny問題に対して、連日報道しているマスコミ。
その内容を聞くと、こんな感じだ。

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顧客名簿が漏えい。顧客名簿を自宅に持ち帰り、
Winnyを使っている私物PCで利用したため漏えいした。
自宅に顧客名簿を持って帰ったのが悪い。
情報管理はどうなっているのか。
その企業は、対応策として業務で利用する情報を、
自宅に持ち帰らないよう、従業員に徹底させる方針。
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こういう報道に関しては、とても疑問を感じてました。
様々な報道を見て、僕が一番疑問に思うことは、
「何故、Winnyを利用しているほとんどのユーザが
やっていること(=著作権侵害)を追求しないのか?」です。
顧客情報を持ち出す危険も、確かに注意しなくてはならない問題ですが、
Winnyの利用自体は、どうなんですか?
個人のPCなら、何も問題なしですか?

そもそも、このソフトが広く普及したのは、
「無料で音楽データや動画が手に入るから」だと思う。
Winny利用者の95%以上が、そういう目的でWinnyを使っているはずだ。
これは、立派な著作権侵害で、本来、強く追及される話だと思う。
Winny問題で警察の捜査資料が漏えいしただとかって話なんかは、
「法を守らせるべき立場の警察官が、プライベートになると
著作権侵しても知らん顔って、どうなんだ?」って感じに。
こっちの問題の方が、マスコミも叩きやすいだろうと思ってたんだけど、
いまだに叩かれない・・・。何故だろう?

なんで叩かないのか、その答えがこのブログにあった。
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20060416.html
大雑把に言うと、
「自分達も現状の検証にあたり、Winnyを使うことで著作権を侵害しているから。」

確かに、その通りです。
こうして関係した人を、みんな共犯者にしてしまうWinnyの作りって、
結構すごい事かも知れないです。
ま、著作権侵害を進んでやる目的で使っている人ばかりだから、
あまり問題じゃないかも知れませんが。

また、あまりWinnyの仕組みを知らない一般の人には、
もっと詳しい解説を行なう番組とかがあっても良いのかも、って思います。
著作権侵害をしてる自覚がない人はいないと思いますが、
その罪の重さを、改めて認識させることは必要だと思います。
また、匿名性が高いとされていたWinnyでも、利用者特定の方法があること、
Winnyのネットワークに参加している事で、自動的に目的のファイル以外も
キャッシュ(一時ファイル)として、自分のPCに作成されること。
もう、色々と情報が少なすぎると思います。

インターネット利用者は、Winny使っていなくても、
こういうネット関連の情報は、自主的に集めておくと良いですね。