この週末、Winnyと情報漏えいの問題を、
特集している番組が多かった気がします。
確かに、最近、大手企業や官公庁での漏えいが多く、
その漏えいさせた人間は、Winnyを使っていたって話。

でも、これって、別にWinnyが情報を漏えいさせてたワケじゃない。
Winnyは、他のWinnyユーザに公開したいファイルを選べる。
当然、「公開」に設定していないファイルは公開されない。
しかし、Winnyで交換された動画やソフトに潜んでいた
ウイルスに感染した結果、自分のPCに入っている情報が、
勝手に無差別に公開されてしまい、大問題になっている。
このウイルスは、「暴露ウイルス」と呼ばれる。
Winnyは暴露ウイルスに感染する過程で利用したソフトではあるが、
「Winnyが原因で」というニュアンスで報道されるのは、
事実を伝えていないと思う。

この問題で、一番の問題はWinnyの利用にあるのでは?
使い方次第で、有用なソフトなのは分かるが、
Winny利用者の90%以上は、無料で動画や音楽、高価なソフトを
無料で手に入れるために使っているのは間違いない。
官公庁などの人間が、著作権などを無視してるってことだ。
コンプライアンス(法令遵守)が重要と、世の中で言われていても、
実際に公私ともに、コンプライアンスを意識している人は、
とても少ないのかもしれない。

なんだか、一般人が知らぬ間に普通に犯罪者、
そんな世の中になってきていて、それに対しての警鐘的な意味も、
今回の事件にはあるのかも、と思ってみたり。
ま、そんな思いでウイルスが作られちゃいないんだろうけどね。

警察関係者は、Winnyを公私ともに利用しないよう、
誓約書を書かせたとかって、ニュースもあるみたい。
誓約書とかって言うよりは、キチンと犯罪を犯してるって、
そういう事を教えないと、いけないんだろうな。

みんな注意してね。
暴露ウイルスは、感染しても自覚症状ないからね。